いつもお世話になっております。
今回のコラムは私、T.Sが担当させていただきますのでよろしくお願いします。
今回はオゾン濃度測定をご検討されているお客様に朗報のテーマです!
ご検討中のお客様はぜひ最後までお付き合いください。
今回コラムはあすみ技研で新たにオゾン濃度計を導入しましたので、それについてのご紹介をさせて頂こうと思います。
「何がそんなに朗報なのか?」と言いますと・・・・
いかがでしょう?!
従来の弊社のオゾン濃度測定方法よりも実はかなりレベルアップしております!
ちなみに今までの弊社のオゾン濃度測定方法はと言いますと・・・
弊社では今まで「北川式」と呼ばれるオゾン検知管と専用の吸引機を用いた方法にて測定をしていました。
写真がそれになります。
この測定方法のメリットは簡易的にオゾン濃度が測定できるという点です。ですがこの方法ですと、吸引した雰囲気のオゾン濃度による検知管の反応を直読するという形の測定になるので、反応が弱い場合は測定者によって読み取りに誤差が生じることがありました。
また、検知管には反応する濃度によって3種類あります。つまり事前にオゾン濃度の想定ができない場合や選定を誤ってしまうと、それだけ測定の手間(吸引作業)が増えてしまうということもあります。
直読式の曖昧さや想定されるオゾン濃度がわからないとちょっと面倒・・・というような部分を解消してくれて、更にオゾン濃度変化をデジタルデータとして取り扱えるようにしてくれるのが新しく導入したオゾン濃度計というわけです!さて、前置きが少し長くなりましたがそれでは実際の装置を見ていきましょう!
写真が導入しました荏原実業社製のオゾン濃度計になります。
装置前面には設定操作に必要な十字ボタンやMODEボタン、表示画面がある他、USBメモリを挿し込むポートもあります。
ロギング機能により、装置本体内部のメモリに数日間の測定データも記録されるようになっているので、それらをUSBメモリによりデータ抽出することも可能になっています。
装置背面には電源の端子台やデータロガーを接続する信号端子台、他にはガスポートがあります。
ガスポートにはテフロンチューブを接続し、そのチューブの片端よりオゾン発生源の雰囲気を吸引してオゾン濃度を測定します。
実際の接続写真になります。チューブ接続の分岐路にバルブが付いていますが、このバルブにて吸引するオゾン雰囲気の流路を切り替えることで測定のレンジを切り替えることもできるようになっています。チューブの接続は工具不要の手締めでOKです。
接続作業もレンジ切替もとっても簡単です!
あすみ技研ではこのオゾン濃度計を使った出張オゾン濃度測定サービスを行っております。
弊社のオゾン分解装置を使ってオゾンの分解を検討しているけれど肝心のオゾン濃度がわからない・・・
というお客様はぜひ弊社の出張オゾン濃度測定サービスをご活用ください。
オゾン濃度測定の結果よりお客様に最適なオゾン分解装置の選定をさせて頂きます。
どうぞお気軽にお問合せください。
それでは今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
T.S