オゾンガス用の検知管は気相のオゾン濃度を測定するものになります。検知管はオゾンに反応して変色する粒上の検知剤をガラス管に充填してガラス管の両端を溶封したもので、そのガラス管の表面には濃度目盛が印字してあります。
測定する際にはガラス管の両端の溶封を切欠いて専用の気体採取器に取付け、測定する濃度範囲ごとに定められた吸引回数により規定量の試料(ガス)を採取します。
オゾンの濃度によって検知剤の色が変わるので、変色した部分の境界線の示す目盛からオゾン濃度を読み取ります。
製品名 | EG-3000D型オゾンモニタ |
測定原理 | 紫外線吸収式 |
測定範囲 | 0~10ppm ±0.05ppm |
0~200ppm ±1ppm | |
採取方法 | 内蔵採取ポンプによる吸引 |
測定周期 | ノーマルモード 10,15,20,30,60秒 |
連続モード 1秒毎に測定値を更新 | |
電源 | AC100V |
消費電力 | 45VA |
外形寸法 | W482 ×D345 ×H132.5 (mm) |
質量 | 約12kg |
使用環境 | 温度:0~45℃(推奨温度:5~40℃) |
相対湿度:10~85%(結露のないこと) |
本器は紫外線吸収式のオゾン濃度計になります。検出部内に試料ガスを供給。オゾンによる紫外線の吸収量を検知してオゾン濃度を測定します。光源に低圧水銀ランプ(発光波長253.7nm)を使用し、光路長’T’の間に存在するオゾンに吸収される光量が「ランバート・ベールの法則」に従うことより、オゾン濃度を測定することが可能です。